swfファイルの軽量化
前章でスライドショーやムービーの動きも完成し、プリローダも配置しました。一応は完成と言えるのですが、実際にインターネット上で公開する上では、次のような問題があります。
前章までのflaファイルの問題点
- swfファイル容量が重く読み込みに時間を要する
- ActionScriptの記述に無駄が多い
- ムービーの内容、ActionScriptともに編集し難い構造になっている
この章からは実際にインターネットで公開するために、swfファイルを軽量化することや、編集が行いやすい構造に修正していきます。
swfファイル軽量化の方法
前回の完成サンプルは、swfの容量が約2.5MBもありました。この数字が大きくなればなるほど、ユーザーの待機時間も長くなります。
また写真のカテゴリが増えれば、それと比例してswfファイルの容量も大きくなります。実際にこのようなサイトを公開するとなると、これは大きな問題です。実際公開するにあたっては、可能な限りswfファイルの容量を小さくする必要があります。
今回の完成サンプルでは、swfの容量を16kbにまで軽量化しています。
swfファイルの容量を物理的に小さくする
swf ファイルの容量を物理的に小さくする方法は、シンボルの活用、無駄なパーツの削除や、画像ファイルの最適化などいろいろあります。 ActionScriptについて述べている本章では、説明はしませんが、まずは物理的に軽量化することが、最初にやるべきことであることは忘れないでください。
ActionScriptでswfファイル容量を小さくする仕組み
ActionScriptを使ってswfファイルを小さくする仕組みは、物理的に小さくする方法とは意味が違います。
物理的に小さくするのではなく、効率よくダウンロードさせるという仕組みです。
画像などのパーツは別ファイルで外部に配置しておき、必要なときに必要な分だけをダウンロードさせる方法により、ユーザーの待機時間を減らすという仕組みです。
そのため画質や動きの質などが低下させることなく、swfファイルの容量を落とし、ユーザーの待機時間を減らすことができます。
また写真を外部から読み込む方法により、写真を変更したい場合も、flaファイルを編集する必要なく、外部の写真を入れ替えるだけで表示される写真も変更されるというメリットもあります。
スクリプトの記述方法の改善
前回までのActionScriptの記述の方法には、次のような問題がありました。
- フレーム、ボタン、ムービークリップなど、様々な場所に記述されており、どこに記述されているのか分かりにくい。
- 同じような内容を繰り返し記述しており、修正する場合も複数の箇所を修正する手間がかかる。
この章では、ActionScriptを記述する箇所をまとめ、さらに同じような内容を繰り返し記述している部分を一度の記述にまとめます。
swfファイルの容量とは直接は関係ないですが、ActionScriptを記述する際は、できる限り効率良く記述するようにすることで、後々の更新も容易になります。
またスクリプトの効率を上げることは、プログラミングのスキルアップにもつながります。