第二章 プログラムの基礎概念(条件分岐・変数)- 1

ムービークリップ特有のイベント

この章では、まず9つのサムネイルのフェードイン効果が、ランダムに再生されるようにします。これはムービークリップアクションを使って行います。

下記のコードを、thumbnail_mcの中の "pict0"~"pict9"に記述します。すでにrolloverイベントの命令が書かれていますので、追記します。

thumbnail_mcの中のpict0 〜 pict8 に記述するコード

これで9つのサムネイルのフェードイン効果が、ランダムに再生されるようになります。


※更新すると効果が確認できます

ムービークリップのイベント

ムービークリップアクションで指定できるイベントはいろいろありますが、最もよく使うイベントはloadとenterFrameです。

loadイベント

loadはムービークリップが読み込まれたときに、一度だけ発生するイベントです。初回に一度だけ行いたいような処理を、このイベントに記述します。

enterFrameイベント

enterFrameはムービークリップのフレームが再生される度に発生するイベントです。仮にフレームレートを30/fpsにしていた場合、このイベントは一秒間に30回発生します。

ムービークリップアクションにおける相対パス

loadイベントの中には、次の一行が記述されています。

stop();

最初にstopメソッドでフレームをとめています。この記述は省略した書き方で、省略せずに書くと下記のようになります。

this.stop();

thisは記述されているオブジェクト自身を意味します。このように記述箇所からみたパスを相対パスと言います。この場合のthisは省略可能です。

今回の場合のthisは、pict0〜8の各インスタンス自身を指します。そしてstopメソッドは各インスタンスのフレームの再生をとめるという意味になります。

再生ヘッドの動作とenterFrameイベントは無関係

今回のように、stopメソッドでフレームが停止しているムービークリップでは、enterFrameイベントが発生するのか?という疑問をもつかもしれません。

しかし再生ヘッドの動作と、enterFrameイベントの発生は全く無関係です。stopメソッドで再生ヘッドが停止しているムービークリップでも、enterFrameイベントは発生し続けています。