第一章 ムービークリップのフレームの制御 - 2

フレームをとめる

まずは各ムービークリップのフレームの動きを停止させて、各フレームのループ再生をとめます。ムービークリップのフレームを停止するには、stopメソッドを使います。

メインタイムラインの動きをとめる

まずはメインタイムラインの動きをとめます。"action"レイヤーの"init"フレームに下記のActionScriptを記述することで、メインタイムラインのフレームが"init"フレームで止まります。

メインタイムラインのinitフレームに記述するコード

stop();

stopメソッド

stopメソッドは、ムービークリップのフレームを停止する命令です。stopの後ろの()には、何も入りませんが必ずつけて記述します。

これでメインタイムラインの動きはとまりました。ここでプレビューすると、各サムネイル画像のフェードインの動きはループで再生されています。

pict_mcと、thumbnail_mc内の各ムービークリップのフレームをとめる

次にpict_mcのタイムラインを1フレームでとめます。さらにthumbnail_mcの中の各サムネイルのムービークリップのタイムラインも、フェードインの終了フレームで停止します。停止させると、拡大写真のフェードイン、サムネイルのフェードインのループ再生も止まります。

actionscriptの基本的な文法

上記のstopメソッドを記述しただけの一行ですが、この中にactionscriptの基本的な文法が2つ含まれています。

  • 一行の終わりにはセミコロンを入れる
  • メソッドの後ろには必ず()をつける

メソッド実行のルール

stop()の()は、メソッドを実行するときに渡すパラメータを入れるためのものです。パラメータとは命令を実行するときに指定するオプションです。メソッドのパラメータには次のようなルールがあります。

  • メソッドによって、パラメータを指定するメソッドとしないメソッドがある
  • 一つのメソッドで、複数のパラメータを指定する場合もあり、その場合は各パラメータを半角カンマで区切る
  • パラメータによっては、指定しないといけない(必須)、指定してもしなくてもいい(任意)のものがある

これらのルールはメソッドごとに全て決まっていますので、制作者はリファレンスなどをみて、使い方を覚えるだけでいいのです。

メソッドのパラメータとは?

なぜメソッドによって、パラメータのルールが違うのかは、テレビを例に考えると簡単なことです。

テレビというオブジェクトには、"電源を入れる"というメソッド、"チャンネルを変える"というメソッドなどがありますが、"チャンネルを変える"というメソッドには、同時にチャンネルの番号の指定が必要になります。このチャンネル番号がパラメータです。しかし"電源を入れる"というメソッドにオプションはいりません。

同じようにメソッドには、オプションが必要な場合と、不要な場合、任意の場合が存在するのです。メソッドを実行する際には、それらのオプションの値を()の中に入れて実行します。

stopメソッドは、記述したフレームで再生をとめるというものですので、パラメータの指定は不要です。パラメータが不要な場合でも必ず後ろに()をつけます。